【実績紹介】横倉ホーム

売上への不安を越えて――「数字の見える化」で、取り組むべきことが明確に

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コンサル導入の背景:売上への不安を解消したいという思い

聞き手:1992年の創業以来、家族経営で会社を続けてこられ、昨年から柏村さんのコンサルティングを受けていらっしゃると伺いました。依頼当初はどのような課題やお悩みがあったのでしょうか?

横倉氏:一番は売上面です。当時は売上の先行きに不安があったことに加え、代表が体調を崩したことも重なり、本格的に会社を立て直す必要がありました。

聞き手:体調面と経営面の不安定さが重なったのですね。

横倉氏:そうした不安定な状態の中で、これまで経験のなかった見積もりなども担うことになり、最初は手探りの状態でした。

聞き手:そこから立て直していく中で、印象に残っていることはありますか?

横倉氏:具体的に何をしたというより、とにかく会社を守るためにがむしゃらに走ってきた、という感覚に近いです。

聞き手:コンサルを依頼した目的は、どんなところにあったのでしょうか?

横倉氏:「売上を安定させたい」というのが一番でした。あとは、会社の方向性を固めるために専門の方の意見を伺い、自分たちが描く未来像に向けて進む道筋を明確にしたくて、柏村さんのお力をお借りすることにしました。

コンサル支援:「数字の見える化」で現状が腹落ちした

数字の見える化に関するイメージ

聞き手:実際に柏村さんから受けた支援で、特に大きかったことは何ですか?

横倉氏:まずは「数字の見える化」です。それまでは税理士さんから試算表をもらっても、自分たちでは読み解けていませんでした。柏村さんが数字を見える形に整理し、「ここがこうなっているんですよ」と説明してくださったことで、ようやく理解できるようになりました。

聞き手:数字が見えることで、どんな変化が起きましたか?

横倉氏:数字で状況が整理されてくると、「うちの会社は今こういう状態なんだ」と実感をもって捉えられるようになりました。

まずはマイナス面も含めて現状を直視し、そこをスタート地点に据えられたことで、「これからこうなりたい」という前向きな気持ちが自然と湧いてきました。その意味でも、目標を明確にするきっかけをいただけたことが一番大きかったです。

「10年後に売上5億円」という目標を立てましたが、これまで漠然としていた数字が「何を何件やればよいのか」まで分解でき、さらにその件数を獲得するために何をすべきかも明確になりました。あとは実行するだけです。

聞き手:社内のコミュニケーション面でも変化がありましたか?

横倉氏:社内会議を「月1回」「週1回」と定期的に開くようになり、情報共有の重要性を改めて実感しました。家族経営ゆえに「言わなくても伝わる」と思い込みがちでしたが、外部の専門家の視点を入れたことで、情報を意識的に共有し、見える形に整える必要があるんだと、ようやく腹落ちしました。

行動の変化:「何をすべきかがわかる」状態へ

聞き手:見える化によって、「次に何をすればいいか」までつながった感覚はありますか?

横倉氏:データ化したことで、それまで見えなかった部分が見えるようになり、自分たちがどう行動すべきかが徐々にわかってきました。

正直なところ、それまでは目の前のことしか考えておらず、先のことは漠然としていました。

聞き手:やるべきことが整理されたことで、自分たちで動けるようになったということでしょうか?

横倉氏:そうですね。何をしなければいけないのかが明確になったのが大きく、とても助かっています。

成果:協力会社の拡大と、パンフレットを起点にした営業開始

聞き手:支援を受けた結果、「具体的な成果」として感じているものはありますか?

横倉氏:協力会社さんとの取引が広がり、依頼できる先も少しずつ増えてきました。さらに、自社でパンフレットを作成したことで新規の営業活動も動き出し、これから複数の会社への訪問を進めていく予定です。

聞き手:変化を実感し始めたのは、コンサル開始からどれくらいのタイミングでしたか?

横倉氏:本気で考えるようになったのは、データを見てからです。すべてのデータを共有できたのが5〜6回目のセッションの頃で、そこで数字が見えてきました。そこからが本当のスタートだったと思います。

10年後の目標:2035年頃に売上5億円を目指す

10年後の目標に関するイメージ

聞き手:10年後、会社がどうなっていたら「成功した」と感じられますか?

横倉氏:やはり一番は売上です。あえて目標を挙げるなら、10年後に売上5億円くらいを目指したいと考えています。

聞き手:10年後に売上5億円。そこに向けてどんな進め方をされていますか?

横倉氏:柏村さんが「今の状況」と「将来の見通し」を数字で見える化してくださっているので、目標を定めたうえで、そこから逆算して必要なことを整理しています。

聞き手:当初は別の目標感だったとも伺いました。

横倉氏:最初は漠然と「10億円」といった大きな目標を口にしていましたが、現状を踏まえて現実的に見直しました。目標を細かく分解して検討した結果、まずは「10年後に5億円」を、目指せるラインとして設定しました。

柏村:目標を掲げても、「どう達成するか」まで落とし込めていないケースは少なくありません。そこで、売上をどのような構成で積み上げていくのかを整理し、そのために必要な打ち手や行動を一つひとつ組み立てるところをサポートしています。

事業の広げ方:サイディング中心から「外回りを一式で」へ

聞き手:今後、どの領域を伸ばしていきたいと考えていますか?

横倉氏:今後はサイディングに限らず、リフォーム全般へ広げていきたいと考えています。塗装・足場・屋根工事なども含めて、外回りであれば「家一軒まるごと任せてもらえる」体制を目指していきたいです。

聞き手:すでに対応可能な体制はあるのでしょうか?

横倉氏:ご依頼があれば、協力会社さんとのつながりを活かして手配し、対応できる体制は整っています。協力会社さんのネットワークに支えられている部分も大きいですね。

聞き手:外構や水回りなどはどうですか?

横倉氏:外構については、現時点ではまだ本格的には考えていません。キッチンや水回りも対応できる協力先はありますが、今はそこまで手を広げる段階ではないという認識です。まずは事業をもう一段安定させたうえで、将来的な展開として検討していきたいと考えています。

聞き手:ハウスメーカーへの依存から脱却したい、というお話もありました。

横倉氏:現状はハウスメーカーさんからお仕事をいただく形が中心なので、今後は自社案件を増やしていきたいと考えています。「横倉ホームに任せれば一式対応できる」と言ってもらえる体制をつくりたいです。

新規事業についても、柏村さんと相談しながら準備を進めています。

宿題の仕組み:月1回のセッションと社内会議で「調査→共有→実行」

月1回のセッションと社内会議のイメージ

聞き手:コンサルでは毎回「宿題」が出ると伺いました。どのように進めているのですか?

横倉氏:柏村さんに月1回来ていただき、その際にいただいた宿題を翌月までに達成できるよう動いています。たとえば、次回までの宿題は営業リストの作成です。

聞き手:社内での回し方は?

横倉氏:社内会議で「誰が何を調べるか」を割り振り、各自で調べた内容を持ち寄って、1週間後にまた集まって共有・発表する——そんなサイクルを継続しています。

聞き手:「宿題を出す狙い」について、柏村さんからも伺えますか?

柏村:今回のテーマでは計画策定が最終ゴールなので、まずゴールを定め、そこに必要な材料を宿題としてお出ししています。たとえば、売上単価はその場でわかっても、外注費がいくらかかるかはすぐには答えられないこともあるので、調べてきていただく。ロードマップを作るうえで必要な要素を宿題にしているわけです。

この後は実行段階に入りますので、実行の中で出てきた課題をセッションで整理し、また新たな宿題を出して回していくイメージです。

聞き手:負荷感はいかがでしょう?

横倉氏:「大変だ」と構えてしまうと気持ちに余裕がなくなってしまうので、無理のない範囲で「できる時に、できることを進めよう」というスタンスで取り組んでいます。結果的に、負荷感もそこまで強くはありません。

家族経営の変化:役割分担が進み、無駄な動きが減った

聞き手:ご家族の役割分担も明確になってきたということですが、これはコンサル以降の変化ですか?

横倉氏:もともとある程度の分担はしていたものの、手が空いている人がその都度対応する形になっていて、今振り返ると無駄な動きもあったかもしれません。

今は役割が明確になったことで各自の動き方も定まり、より効率よく回せるようになってきたと感じています。

聞き手:ご兄弟の今後の役割分担についても伺えますか?

横倉氏:今後は弟が営業の中心となって動いていくと思います。私は4月からパソコン教室に通い、基礎から学び直したうえでCADも習得する予定です。柏村さんに作っていただいている各種資料も自分で作成・更新できるようになり、次の打ち手を自分たちで判断できる状態を目指しています。もともと内勤のほうが得意なので、主にその役割を担っていくつもりです。

最後に:「成果の出るスピードが速い」

横倉ホームの皆様
写真 横倉ホームの皆様

聞き手:最後に柏村さんから、横倉ホームの皆様へメッセージをお願いします。

柏村:宿題を毎回着実に進めていただけるので、成果が出るスピードがとても速く、すばらしいと感じています。このペースで進めていけば、目標は十分に到達可能です。

結び:家族経営の強みを活かし、着々と歩む

数字の「見える化」によって現状が整理され、目標が掛け声ではなく“逆算できる計画”として形になったことで、横倉ホームの動き方は大きく変わり始めた。

月1回のセッションと宿題、そして社内会議での分担と共有というサイクルが回り出し、家族経営ならではの強みを活かしながら、意思決定と実行の足並みが少しずつそろってきている。

「10年後に売上5億円」というゴールに向けて、外回りを一式で任せてもらえる体制づくりと、自社案件の獲得に挑む横倉ホームの取り組みは、これから本格的な“実行フェーズ”を迎える。

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